2009年9月3日木曜日

教諭が学級連絡網紛失

今日は教諭の事件に関する記事である。

ひったくり被害で教諭が学級連絡網紛失/横須賀

 横須賀市教育委員会は2日、同市立中学校の20代の女性教諭がひったくりの被害に遭い、個人情報が記載された学級連絡網の用紙を紛失した、と発表した。

 同市教委によると、同日午前7時ごろ、女性教諭が出勤のため同市内の最寄り駅に歩いて向かう途中、後ろから来たオートバイの運転者に持っていたショルダーバッグをひったくられた。バッグには担任する学級の生徒33人の氏名、電話番号などが記載された学級連絡網の用紙が入っていた。

 市教委は保護者に対して文書で謝罪した。

最終更新:9月2日23時0分

以上の記事、Yahoo!ニュースより引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000019-kana-l14
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ひったくりでの紛失はやむを得ない。
個人情報の管理方法には問題がある。

2005年に個人情報保護法が施行されて依頼、個人情報の入手・保管などにいっそう気を遣うようになった。
学校もその一つである。
学校には、児童・生徒の様々な情報が集まる。
今回ひったくりで盗まれた電話番号の情報をはじめとする住所の情報はもちろんのこと、進路情報、成績情報など、特に知られたくない情報も多く存在する。
これらの管理は徹底されねばならない。
ただ、個人情報保護法に厳格になりすぎて、連絡網などを作らなかったり、卒業アルバムに住所などの情報を掲載しないといった例もある。
個人情報をどの程度まで公開するか、どこからが隠すべき個人情報なのか・・・その境界は簡単に決められるものではないだろう。

ところで、今回の事件は紙媒体で個人情報が盗まれたが、これがもし電子媒体であったら・・・
電子媒体(CD-ROMやUSBメモリーなど)は一般的に多くのデータを保存することができるため、複数の種類の情報が蓄積されていると考えることもできる。
担当するすべての児童・生徒の、すべての情報が一つにまとめて保存されている媒体が盗まれたとしたら・・・
考えるだけで恐ろしい。
情報技術が発展して便利になれば、リスクも高まる。

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