2009年9月1日火曜日

新型インフルエンザの教育への影響

今日9月1日は、ほとんどの学校で夏休み明けの始業式が行われたことだろう。
その日、こんな記事を見つけた。

新型インフル心配、始業式はTVや校庭で

新学期スタートの1日、集団感染を防ごうと始業式を教室でのテレビ放送に切り替えたり、体育館ではなく屋外で「青空始業式」にしたりする学校が相次いだ。

 さいたま市浦和区の市立高砂小学校(木村栄二校長)。1日午前8時半、各教室に設置されたテレビ画面に木村校長の笑顔が浮かび上がると、着席していた児童が軽くどよめいた。木村校長は、「おはようございます。本当なら直接、みんなの顔を見たかったけれども、この放送室にも元気な声が聞こえて来ました」と語りかけた。6年3組の井上雄介君(12)は、「ほかのクラスの子と会えないし、いつもと違う」と苦笑いしていた。

 東京では8月31日現在で公立の小中高校36校が休校や学級閉鎖に。1年生の4学級中の二つを閉じた中高一貫校の都立小石川中等教育学校(文京区)でも1日は各教室に生徒を着席させ、始業式を放送で行った。堺市の市立三宝(さんぼう)小学校(生田恒雄校長)では、感染予防のため、普段は体育館で行う始業式をグラウンドで実施した。

 文部科学省によると、31日現在で確認された臨時休校は、10都道県の27の幼小中高校など。

(2009年9月1日12時29分 読売新聞)

以上の記事、YOMIURI ONLINEより引用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090901-OYT1T00505.htm
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この夏、新型インフルエンザが一気に日本国内に広まった。
メディアで新型インフル感染患者が日々増加し、新型インフルによる死亡者もどんどん出ている。
新型インフルへの感染者を増加させないようにと、各学校で始業式の方法に工夫を施している。
休校や学級・学年閉鎖などの措置がとられれば、当然のことながら授業を進行することはできない。授業の主体は子どもたちであるからである。
できなかった授業の時間を確保するためには・・・この先考えねばならないことだろう。
文部科学省が定める授業時数に全国の学校で大きな差が出てしまえば、それは問題である。
新型インフルがいつまで流行を続けるのかは未知である。
新型インフルに感染しながら学校に登校させれば感染者は増えるだけである。インフルを軽視して措置を解除するわけにもいかない。
対策案が必要である。

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